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人生を狂わせたゲーム ファイアーエムブレム風花雪月(ネタバレ少なめ編)

こんにちは。こんばんは。

約4年前にゲーム実況にハマったように、突然思ってもいなかった世界に出会い人生が変わることがあります。

リアルタイムでハマりたかったと悔しがることも多かったのですが、最近は「今この年で」「今の趣味・感性だから」と思っていて、作品に出合うタイミングは人それぞれ運命だと思ったら楽になりました。
まぁそれでもイベントだとかそういうのの存在知るとリアルタイムで出会いたかったなと思うのは変わらないですが…


そして私の人生を狂わせた(?)作品が標記の通り、「ファイアーエムブレム 風花雪月」です。
任天堂からSwitchで発売されたファイアーエムブレムシリーズの作品ですね。
任天堂の作品は全てではないにしろマリオ、ゼルダカービィポケモン…と有名作品は一通り触ったことはあるのに、ファイアーエムブレムだけは縁がなかったです。
自分では選ばなそうなソフトも人からもらったりとかしてやったことあるのですが、そういう人からもらう・借りるということもなかったのがファイアーエムブレムです。こんな有名作品なのに出会っていない。(もちろんタイトルの名前は知ってはいた)

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出会い

風花雪月に出会ったのは、2020年正月、何となくカタログチケットと交換したのが出会いでした。
評判良いし…この中(引き換え対象作品)では高いのでチケットだったらお得だし…という感じの出会い方でした。

ところがそこからやったもののなぜか熱中しない。
やると面白いんだけどちょっとやる気でないな…という感じで、なぜか続きを進められないという事態に陥りました。

恐らくこのときの心情を分析すると
まだハマりきれてない+何もわからんので、散策・授業と要素が多くどうやったらいいのかわからないというのと、システム的に計画立てないと育成とか失敗しそうな、何かが取り返しつかなそうな気配が何もわからないながらにしてたんですよね。

例えばドラクエでも隅々まで探索したかったり宝箱は絶対取りたいしストーリーを進める前にその街のモブ全員に話しかけたいという性格の為、風花雪月でもなるべく要素は回収したいというめんどくさいこだわりを発揮し、その自らの姿勢により「気軽に遊ぶ」ということができなかったんですね。

普通にそんな構えずとりあえず最初は話やゲームを純粋に楽しめよって感じですが、どうしても何かを見逃したくないという気持ちが枷となり…

それから2年(!?)経ち、2年で僅か25時間という感じでノロノロ進めておりました。本当に進めているのか?というレベルの積み方。その間にあつ森やビルダーズなどにハマってました。

積み解消のきっかけ

そんな体たらくでどうして今は風花雪月が人生レベル作品になったのか。
詳しくはこちらのいつもの記事がおおまかなあらすじとなります。まぁ本題ではないので読まなくていいです。

改めて説明すると、

  1. 風花雪月無双が発売決定し、蘭たんが風花雪月実況アーカイブYouTubeに上げる
  2. 蘭たんの風花無双実況をリアルタイムで見たい
  3. 6月までに全ルートクリアして備えたい(本格的に再開したのは当時3月)

という前提で、締切を設定してやってみた結果クリアの目標達成したどころか、なぜハマらなかったのかというくらいドハマりしてました。

今まで進めたストーリーまでは蘭たんの実況で復習してそれから続きを進めていたのですが、一気に復習したおかげか忘れかけていたことや設定も思い出し、また実況がゲームシステムの復習・参考にもなりました。
蘭たんは攻略動画ってわけではもちろんないのですが、初心者にもわかりやすい編集・内容だったのがよかったですね。

また、締切を設定したことで背筋が伸び、計画的にゲームを進めることもできました。
定期的にやっていたら、あんなに億劫になっていたはずの育成が楽しいことに気付くわ、散策も毎回モブのセリフもすべて確認するくらい、会話一つ一つのテキストが丁寧だったんですよね。

ガルグ=マクでの生活サイクルに慣れてからがもう、ずっと風花雪月をやる生活で、2022年のGWすらガルグ=マク大修道院にいました。
どれだけハマったかというと2年で25時間だったのが2022年だけで累計が350時間になっていたことですね。
1周約60時間(短い紅花はもう少し少ないかも)×4が基本で、そこから青と銀を1周ずつ。
それでも全く飽きない。
(一応無双もやってて100時間超えてたので風花雪月シリーズに1年で400時間以上は使ってますね…)

あまりに風花雪月以外が手につかなすぎて、2023年は敢えて封印していたくらいでした。今年は再開予定です。

言うてそんなやってないかも
世界観・キャラクターが良い

そんな風花雪月の何が良いか。ファイアーエムブレムシリーズ初見なので完全に風花雪月のみで語っております。風花雪月だけではなく毎作品そうだと思いますが、キャラクターが良いですね。
風花雪月のタイトルだけ知ってた頃は「うたプリイラストレーターさんだ!」という認識で、でも絵柄綺麗だなと惹かれてはいました。

そんな世界に教師としてやってくる主人公を通して主に生徒たちを育てていました。

私は金髪碧眼王子様顔が好きなので、当然(?)青獅子の学級を選んだのですが、最初興味を持ったディミトリだけではなく生徒全員が本当に愛しくなりました。

青獅子の学級

ガルグ=マクの静謐さや学校らしい活気も好きでした。音楽も何度も聴いていて自分の中に定着しています。鐘の音が聞こえるとなんだかホッとしますね。

ストーリーに関しては4ルートあるのでこれを語り始めると長くなるのですが…ディミトリとともに歩む蒼月ルート、寂しく切ないけど一番主人公についてクローズアップされている(と思う)銀雪ルートが好きです。話の内容はもう、やってくださいとしか言えないのが歯がゆい。

そこから好きな男女カップリングに出会う

カップリングの話普段そんなしない(どちらかというと登場人物単体の話をすることが多い性格)ですが、コナンで育ったので私は生粋の男女カプオタクです。
でも特にこの2人が好き!とかは少なく、幅広く作中の男女を応援しています。まぁ普通の作品ファン並みの熱量という感じです。公式ならなんでも応援してしまう。

そんな私のこれは特に好きという推しカップリングで…名探偵コナン赤井秀一×宮野明美Fate/Apocryphaの主人公とヒロインのジーク×ジャンヌに次ぐ2人が風花雪月で現れました。

青獅子の学級のシルヴァンとイングリットです。はい。名前書いてるだけでしっくりくるくらい。シルヴァンと書いたら次にくる単語はジョゼ=ゴーティエかイングリットでしょというくらい私には自然な流れ。

その2人のどこがこんな私の中の3大男女になったのか。
幼馴染だからですね。コナン育ち並感の理由。幼馴染というとディミトリ、フェリクスも加わるのですが、一番シルヴァン×イングリットの支援会話が好みでした。
そもそもイングリットの見た目・性格が私の好みど真ん中というのも惹かれた理由の一つですね。

そこからイングリット周辺の支援見てたらシルヴァンとの会話が「最高」だと気付いたわけです。

最近、ふたりの支援会話を4回分全部見返していたのですが、全部良くて自然に笑顔になりました。
こんな最高幼馴染、いるんですか?いたわ。
誰に対しても礼儀正しいイングリットも(フェリクスも含みますが)シルヴァンには砕けた口調で話し、世話を焼き(?)、対するシルヴァンもイングリットのことは日常的に口説いたりしない。この幼馴染特有の空気感が支援Cの時点で最高です。この最初はカップルというより家族?身内に近いという距離感。

それから支援Bですこし真面目なやりとりで、最終段階の支援A+ともなると私はそれぞれの最後のセリフより良い会話を知りません。

なるべくネタバレせず語っているのでどんなんだよ!って感じですが、ぜひ風花雪月で青獅子の学級を選んで二人の支援会話を見てください。何卒…!!!(勧誘?)

こういう幼馴染が見たかったんだよというのをすべて見せてくれるからシルヴァン×イングリットは最高なんですよね。

人生変わる人物に出会う

そして、よくTwitterで定期的に話題になっている言説が、登場人物を好きになるとき、もう好きだとわかる見た目・設定の人より、完全に死角から現れた人にハマったときが一番やばいんですよね。

そんな人物が風花雪月にいました。

ファーガス神聖王国の顔面国宝ディミトリ

ディミトリ=アレクサンドル=ブレーダッド殿下…ではなく。

この角度が結構かっこいいと思う

はい。大司教レア様の補佐をしている男、セテスです。
ディミトリは当然(?)最初から最後までずっと好きなので違いますね。

改めて見てもセテスは「私が好きな見た目はしてないな…」としみじみ思うくらいの…完全に、こう言ったら何ですが守備範囲外の存在でした。
元々髪型センター分けと髭面が親の仇かというくらい好みではなく、特にセテスのセンター分けは本当に「好きじゃないセンター分け」を具現化したかのような髪型でした。ひでえ言い様。

そんなセテスの第一印象は……覚えていない。たぶん「レア様のとなりにいる人だなぁ」「センター分けだな…」「声子安さんなんだな~なんか脇役っぽいのにすごいな(セテスに不敬感想)」です。簡単にいえば…相当興味がなかったんだと思う。

そんなセテスですが、徐々に親しみやすい一面が見えてきます。
まぁ彼の紹介にも書いてありますが、妹のフレンちゃんを溺愛しているという過保護な兄という感じです。これはテキストではわからないんですが、声色が明らかにフレンちゃんとその他の人とで違う。フレンちゃんのことになると普段の冷静で厳格な態度はどこやら、様子が明らかにおかしい。この時点でも相当面白いんですがセテスの良さはそこだけではない。

セテス、面白いだけでなく、人格者な一面が見えるんですよね。そもそもこの男、フレンちゃん以外の人物へのアドバイスが適切すぎる。まともだ…生徒に合わせた態度で接しているし、有能教師(教師ではない)。厳しいけど、実は考え方は思ったより柔軟なんですよね。特にヒルダ・フェリクスあたりの生徒への接し方が良い感じです。

妹に過保護でおもしろ発言(本人は真剣)を適度にしつつ、普段はまじめで人格者なそのバランスでじわじわ好きになったんですが、なんか改めて記憶とSwitchの画面録画をたどったら、どうやらお茶会で「見つめる」で色んなコマンドを選んだらたまに聴ける「先生…(照)(めっちゃ優しい声色)」で好きになった(興味を抱いた)形跡がありますね。なぜなら茶会の動画がめっちゃある。そんないらんだろ。

あと、ネタバレなので伏せますがセテスのバックボーンを知るとなんだか主人公にとっては人生の先輩かつ上司ではありますがフレンちゃん含めて「二人のことはベレス(ベレト)先生が守る…」という感情になりました。生徒も守るしこの二人も守るよ。レア様も守りたい(レア様は物理的には強いお方だが………。)

無双は本編と分けて考えたいんですが、このレア様はかっこよすぎる

子安さんという超有名で、私ですら以前から知ってる声優さんを好きになったのも、セテスが影響しています。セテス以外に絶対通ってんだろって感じ(実際FGOでオジマンディアスの声はしょっちゅう聴いている)ですがセテスでファンになりました。セテス、おもしれー男…。

なんかキャラクター性+声の良さで好きになった感ありますね。まぁ最高にかっこいい声してますからね。

おわり

そんなわけで、半分くらいセテスの話しかしてない気もしますが(…)、風花雪月を350時間やった結果、子安さんのファンになり出演作を意識的に見る(やる)ようになるわ、舞台にも足を運ぶわ、さらに最近は他のファイアーエムブレムも楽しみたいと封印の剣・エンゲージを始めました。
封印の剣は相当注意を払わないとと大変なので時間のある時に少しずつ進めています。*1
でもドラマチックで続きが気になっています。早く進めたいですね。
エンゲージは日常的にプレイ中です。カゲツくん(子安武人……)がびっくりするくらい可愛いですね。


ブログ書く時、作品初見の人向けにネタバレはなるべくしないという方針で全体的にやってるんですけど、がっつりネタバレありの風花雪月ブログを書きたくなりましたので、またそれは後日書こうと思います!!!

それでは。

毎回伝えたい。

*1:風花雪月のノーマル×カジュアル+天刻というぬるま湯でFEのシステムを学んだので